絶対に必要ではないのに、あった方がいい本当の理由
前の記事に書きましたように、多くの建設業者様にとって法律上は許可がなくても差し支えないのです。ではなぜ多くの建設業者様が許可を取得するのでしょうか。
- 元請け、取引先に許可を取得するように求められるから
建設業界全体で、建設業許可業者でないと元請け等が仕事を出さないという傾向にあります。無許可業者に仕事をさせて、事故や問題があったときのことを元請けは嫌がります。また、最近は、工事の参加者名簿に許可番号を記載する場合も多くあり許可取得が工事の参加への実質的な条件となっている場合もあります。
- お客さんからの信頼度
許可を取得すると、建設業許可を取得している旨の看板の掲示が義務付けられますので、対外的にアピールすることができます。またHPにも許可業者である旨の表示ができますので、許可なしの業者に比べて許可ありの業者の方が対外的に好印象をもたれるのは当然です。
以上のような理由で多くの建設業者様は建設業許可を取得するようにいわば社会的にプレッシャーを受けて取得することになります。取得して損はありません。取得しないことが大きな損失をまねきます。